「人を指導する」「仕事を教える」というのは、教わる側だけじゃなく、教える側がめちゃめちゃ勉強になるものです。
今日は、「新入社員を迎える前に、まずは育成担当や先輩社員が学ぼう」という主旨のセミナーを開催しました。
もう十分にビジネスの現場で活躍している皆さんにご参加いただきましたが、結構「あらためて学ぶと多くの気づきが多い」との声が聞こえてきました。まさに、「釈迦に説法」だと思われることも、「意外にその"説法"の意味を分かっていない」そして、「説法はできるが、実際の行動はできない」というビジネスマンは結構いるようです。
今年は新入社員がいなかったり、数人だという企業も少なくありません。
そんな時、「今年は新入社員研修なしだ」と過ぎていく企業と、
「新入社員がいないんなら、在籍している社員に徹底しよう」
さらに、「今のうちに管理職やリーダーに、ビジネスマナーや仕事の進め方の原理原則」を再確認させよう
といった企業に分かれます。
最近、意外に「新入社員研修のような内容をリーダークラスに学ばせたい」という依頼が続きました。
景況が厳しい今、どこに焦点を当てていくかで、大きな差が出るだろうと思わされる事例のひとつです。